東海道線に乗り、小田原から2駅目。ヒルトンのある根府川駅で下車し、周辺を散策しました。
まず目指したのは釈迦堂です。釈迦堂までは駅から徒歩15分くらいかかりました。途中案内板はあるのですが、結構わかりにくい道でした。
まず根府川駅を出て左に進むと釈迦堂入口の石碑がありました。この階段を下ります。
どんどん下ると、赤い鉄橋が見えてきます。平日に訪れましたが、この付近歩く人がほとんどいませんでした。女性一人だとやや心細いかもしれませんね。
鉄橋を真上に見ながら、道をさらに進みます。
進んで左手に曲がるとこの石碑がありますのでここを進み・・
赤い橋をわたります。下にはきれいな川が流れています。
釈迦堂が見えてきました。
海が見えます!
やっと到着、本堂です。川の音と電車の音しか聞こえません。とても静かな場所です。
こちらの本堂の階段をくだり、左奥にお釈迦様がいらっしゃいました。写真撮影はしませんでしたが、格子の奥には岩盤に彫られたお釈迦様がいらっしゃいます。
説明板によれば、その昔根府川では頻発地震が多く、寛永9年、正保4年、慶安元年の地震では死者も多数、民家も倒壊、津波も襲来するなど世相は不安に満ちておりました。こうした状況の中、世相の安泰を祈念し根府川の旧家の広井長十郎重友がこの像を立てたそうです。
この像は1659年の大洪水、1923年の関東大震災を経て今のお姿となったようです。関東大震災の時もこの辺りは大惨事となり、お釈迦様は上の鉄橋が落ち、山津波の土砂で埋没してしまったとのこと。そもそもは目の高さより上に拝むように刻まれていたのですが、土砂に埋まってしまったため現在の洞の中になったいうことだそうです。
この後、根府川関所跡⇒白糸橋を訪れました。つづく。