神奈川県中群大磯町 県立大磯城山公園 旧吉田茂邸地区
大磯へ出かけた際に立ち寄ったのが県立大磯城山公園にある「旧吉田茂邸跡地」です。
県立大磯城山公園と言えば、以前紅葉のライトアップを見に出かけたことがありました。紅葉だけではなく、富士山も拝むことができるビュースポットでもあります。
過去の日記はこちら→★
この公園は国道一号線をはさんで、旧三井別邸地区と旧吉田茂邸地区に分かれており、過去の日記のライトアップと富士山は旧三井別邸地区からの風景でした。
ということで、今回は訪れたことがなかった旧吉田邸地区へ行ってみました。
この旧吉田邸はその生涯を閉じる89歳まで過ごした邸宅でしたが、平成21年3月に焼失してしまいました。現在は大磯町の町有施設として再建に取り組んでいるところなのだそうです。
ではさっそく散策してみます。
旧吉田茂邸の兜門です。兜の形状に似ているところから兜門と呼ばれており、京都裏千家の表門と同じ製作者を呼び寄せて作られたそうです。
池泉廻遊式の日本庭園です。
この日はトンボが気持ちよさそうに飛んでいました。
園内の道は整備されていて歩きやすいです。
高台にあがると相模湾が見えます。すぐ目の前は西湘バイパスです。
吉田茂の銅像。
七賢堂。
明治36年に伊藤博文が、明治維新の元勲のうちの岩倉具視・大久保利通・三条実美・木戸孝允の4人を祀った四賢堂を自身の邸宅「滄浪閣」に建てたもので、伊藤博文の死後、婦人により伊藤博文を加えた5人が祀られ、「五賢堂」となりました。
昭和35年に吉田茂邸に移設され、昭和37年に吉田茂が西園寺公望を合祀し、吉田茂の死後、昭和43年に佐藤栄作の名によって吉田茂が合祀され、「七賢堂」となったのだそうです。
緑が豊かな気持ち良いところでした。
この時期は咲いていませんでしたが、入口にはバラ園もありました。バラ以外にも桜の木もあり、季節の花々を楽しむことができそうです。