小田原市内 北原白秋童謡の散歩道
先日清閑亭を訪問しましたが、その日は清閑亭の開館時間よりずいぶん前に到着したため、時間つぶしも兼ねて周囲を散歩することにしました。
まず小田原競輪場の脇の坂道をひたすら歩いてのぼってみました。この坂、歩いて登るにはかなりしんどい・・・。散歩というよりはトレーニング。汗だくになりながらかなりキツイ!!と感じていたときに、「北原白秋童謡の散歩道」の案内板を発見!行ってみることにしました。
北原白秋は小田原市内にある伝肇寺の竹林に「木兎の家」を建てて暮らしていたそうで、付近を散策しながら多くの童謡が生まれたとのこと。
まさにこの散歩道でインスピレーションが沸いたのかもしれません。
細い小道をてくてくと進みます。 おーー良い眺め。白秋はこの道からの眺めを絶賛したそうです。
道が続きます。途中スズメバチに注意の貼り紙が貼ってありました。
からたちの花の小径
あとから知ったのですが、こちらの白秋童謡の散歩道は小田原駅西口から白秋童謡館(小田原文学館)を結ぶ4キロの道のりだそうで、私はそのほんの一部を歩いただけだったようです。
散歩道からはずれ、坂道を下って行ったところで、国指定史跡「小田原城跡外郭土塁・空掘」を発見。
さらに「小峯御鐘ノ台大堀切東堀(こみねおかねのだいおおほりきりひがしぼり」。
案内板より引用すると・・・
小峯御鐘ノ台大堀切は東堀、中堀、西堀の3本からなる戦国時代に構築された空堀。
北条氏は1590年の豊臣秀吉の小田原攻めに対し総構と言われる周囲約9キロの堀や土塁を構築し、その中に城のみならず城下町までを取り込んだ戦国期最大級の城郭を築いた。
東堀は幅が約25〜30メートル、深さは堀底から土塁の上面まで約12〜15メートルあり、空堀としては全国的に最大規模のもの。